プレスリリース
2015.07.20農業× ICT×流通ベンチャー ファームシップ/総額約1億円の資金調達を実施
農業×ICT×流通ベンチャー企業の株式会社ファームシップ(本社:東京都千代田区 代表取締役:北島正裕・安田瑞希 以下「ファームシップ」)は、
この度、みやこキャピタル株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役:山口哲史 以下「みやこキャピタル」)、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:丸幸弘 以下「リバネス」)等より総額約1億円の資金調達を実施致しました。
ファームシップは、食料生産、食料流通に関する社会的課題を、ICTをはじめとした最先端テクノロジーを活用して解決することを目的にした日本初のベンチャー企業として2014年に設立し、植物工場の事業開発および運営支援を行う『植物工場事業』、農産物の商品開発および仕入販売や物流網構築業務を行う『農産物流通事業』、そして植物工場の生産性最大化と食料流通の最適化を目指して生産・需要・在庫に関するビッグデータ解析およびシステム開発を行う『農業データサイエンス事業』の3事業を展開してまいりました。
今回の資金調達により、当社研究開発拠点である富士Labに併設した完全閉鎖型植物工場において、新たな品種の栽培方法の開発、最適な栽培用資機材の開発、植物工場用センサーの開発や、環境監視・制御システムを含む運営管理システムの開発・機能強化に取り組み、『植物工場事業』と『農業データサイエンス事業』を強化してまいります。また、『農産物流通事業』では、植物工場野菜の商品開発やマーケティング機能の強化を図り、物流網の拡充による植物工場野菜以外の農産物の取扱品目の拡大を進めていきます。インドネシアでの『植物工場事業』と『農産物流通事業』をはじめとして、国外での事業展開も加速・強化してまいります。
今後、国内外において農産物流通のパートナー企業や共同研究のアライアンス企業を広く募集致します。共同研究においては、みやこキャピタルのパートナー企業である関西TLO株式会社の協力も得ながら、『農業データサイエンス事業』の事業化の促進を目的とし京都大学等有力研究機関の知的財産・人材を積極的に活用していく方針です。また、リバネスとは業務提携を開始し、「植物工場事業」における人材育成プログラムの強化を図るとともに、リバネスの知識プラットフォームを活用した大学等研究機関との連携による技術開発を推進します。
【みやこキャピタル株式会社】
2013年9月設立。「京大ベンチャーファンド」を運営する独立系民間VC。
京都、東京および米国シリコンバレーを拠点に、革新的な技術・ビジネスモデルに基づきグローバル展開を目指す有望なベンチャー企業に対する「真のハンズオン支援」を掲げVC投資を展開。
Website:http://www.miyakocapital.com
【株式会社リバネス】
2002年6月設立。代表取締役CEO:丸幸弘。スタッフ数50名。
教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、戦略開発事業、地域開発事業、国際開発事業の6つの事業を展開。
Website:https://lne.st
【関西TLO株式会社】
1998年10月設立。代表取締役:大西晋嗣。
京都大学、九州大学等の大学の知的財産を産業界に橋渡しをする技術移転機関としてグローバルに活動、ベンチャー支援も積極的に展開。
Website:http://www.kansai-tlo.co.jp
【株式会社ファームシップ】
2014年3月設立。代表取締役:北島正裕・安田瑞希。スタッフ数15名。
植物工場事業、農産物流通事業、農業データサイエンス事業を日本国内外で展開。
植物工場事業では、生産現場への人材派遣、管理者・作業者の育成、生産された野菜の仕入販売など、植物工場の収益化を目的とした各種サポートを提供しております。
【お問い合わせ先】
本件に関する取材・インタビュー、お問い合わせは下記までお願い申し上げます。
企業名:株式会社ファームシップ
E-mail: info@farmship.co.jp
Website: http://farmship.co.jp