プレスリリース

2015.07.13

イノベタス社が世界最大級のオールLED完全閉鎖型植物工場「富士ファーム」を公開。ファームシップが生産から販売までを総合支援

植物工場事業を行う株式会社ファームシップ(本社:東京都千代田区 代表取締役:北島正裕・安田瑞希 以下「ファームシップ」)の業務提携先である農業ベンチャーの株式会社イノベタス(本社:静岡県富士市 代表取締役社長:朝倉行彦 以下「イノベタス」)が、7月10日、世界最大級のオールLED完全閉鎖型植物工場「イノベタス 富士ファーム」の完成披露式典を同社本社にて開催いたしました。

ファームシップは、食料生産、食料流通に関する社会的課題を、ICTをはじめとした最先端テクノロジーを活用して解決することを目的にした日本初のベンチャー企業として2014年3月に設立し、2014年4月にイノベタスと業務提携を行い、「富士ファーム」の事業立上げから生産管理業務と流通販売業務を総合的に支援してまいりました。

栽培用光源にLED照明を全面採用した完全閉鎖型植物工場としては世界最大規模となる「富士ファーム」では、当社クラウド型中央環境監視・制御システムが活用され、環境の見える化と設備の遠隔制御による栽培管理コストの削減や、デマンドコントロールによる電力コストの削減が図られています。また、設立以来、エンジニアリングパートナー等と植物工場のハード面に関する様々な研究を進めてきており、多段棚の効率的配置による面積あたりの収量の増加法など、「富士ファーム」には当社独自のノウハウ・技術を結集した工場設計および運営方式が数多く採用されております。

「富士ファーム」は2015年2月に竣工し、3月にはレタス等の葉菜類の生産を始め、竣工から1か月後の4月からは首都圏及び静岡県内を中心とした量販店に向けて商品の出荷が始まっております。立上げにあたっては、早期の黒字化のために垂直立ち上げ方式が採用されており、今夏にはフル稼働生産を目指しております。単一の植物工場におけるリーフレタスの生産量では全国でも最大級となる日産1万2千株規模となる予定です。竣工後半年以内の大規模生産体制の確立が実現されれば、業界では前例のない早期の立上げとなります。

イノベタスでは、今後、5年以内を目途に同ファームの敷地内に新しいファーム(植物工場)を建設することで、1日あたり3万株出荷という世界最大級の生産規模を目指しています。

【株式会社イノベタス】
2014年3月設立。代表取締役社長兼CEO:朝倉行彦。
世界最大級のオールLED(栽培用だけでなく、作業用等にも全てLEDを使用)完全閉鎖型植物工場による葉物類の製造・加工・販売を行っております。
URL:http://innovatus.co.jp/

【株式会社ファームシップ】
2014年3月設立。代表取締役:北島正裕・安田瑞希。スタッフ数15名。
植物工場事業、農産物流通事業、農業データサイエンス事業を日本国内外で展開しております。
植物工場事業では、生産現場への人材派遣、管理者・作業者の育成、生産された野菜の仕入販売など、植物工場の収益化を目的とした各種サポートを提供しております。

お問い合わせ先

本件に関する取材・インタビュー、御問い合わせは下記までお願い申し上げます。

企業名:株式会社ファームシップ

E-mail: info@farmship.co.jp

Website: https://farmship.co.jp

一覧へ戻る

TOP > News > イノベタス社が世界最大級のオールLED完全閉鎖型植物工場「富士ファーム」を公開。ファームシップが生産から販売までを総合支援