株式会社ファームシップ（本社: 東京都中央区、代表取締役: 北島 正裕 以下、当社）は、経済産業省及び独立行政法人日本貿易振興機構（ジェトロ）が主催するオンラインイベントのプログラム：「Global Startup Connection -J-Startups for NET ZERO-」にてピッチプレゼンを実施したことをお知らせします。

1. イベント概要・背景
　経済産業省及び独立行政法人日本貿易振興機構（ジェトロ）が、日本の投資環境の魅力やネットゼロ実現に向けた取組みを発信するオンラインイベント「NET ZERO Leaders Summit（Japan Business Conference 2021）」を7月28日(水曜日)から開催していました。

　会期中最後のプログラムとして、日本のスタートアップの魅力を海外に発信するイベント「Global Startup Connection -J-Startups for NET ZERO-」が9月9、10日に開催されました。本プログラムでは、カーボンニュートラルやSDGsに貢献する日本のテック・スタートアップ企業の取組みに焦点が当てられ、農と食の持続可能な未来の実現に向けて事業を推進する当社もピッチプレゼンを実施する運びとなりました。

NET ZERO Leaders Summit（Japan Business Conference 2021）について
Global Startup Connection -J-Startups for NET ZEROのアーカイブ動画はこちら

2. プレゼン内容
　ピッチプレゼンでは、植物工場を手段に農と食の持続可能な未来の実現を目指すための当社の事業展開とビジョン：NEXTFARMを紹介しました。

NEXTFARMとは
持続可能な農と食の未来を支える農産物の生産流通システムを構築するための当社のビジョンです。NEXTFARMにおいては、現代の農と食の業界とは違い、生産や消費の現場にムダやフードロスがありません。必要な食糧が必要な時に必要な量だけ生産され、必要とする人や場所へ届く未来です。高度な生産管理技術と精度の高い需要予測システムを掛け合わせることで、この様な未来の実現を目指しています。

植物工場は自然を相手にする露地農業とは違い、植物の成長に必要なすべての因子を管理できます。そのため生産におけるアウトプットを調整することが可能です。また消費の現場にはAIをはじめとしたIT技術を波及させることで精度の高い需要量の予測を行います。植物工場を手段に農業を工業化すると共にIT技術により農産物流通のデジタル化を促進。それにより生産と消費の現場がシームレスに繋がれることで持続可能な農と食のバリューチェーン構築に貢献します。

　今後ともNEXTFARMの実現を目指すと共に、農と食の未来の創造に向けてより一層事業展開を推進して参ります。