プレスリリース

2021.03.24

JEITA ベンチャー賞受賞のお知らせ

 株式会社ファームシップ(本社: 東京都中央区、代表取締役: 北島 正裕 以下、当社)は、一般社団法人電子情報技術産業協会 ( JEITA:代表理事/会長 石塚 茂樹 ソニー株式会社 代表執行役 副会長、以下JEITA)が主催する第 6 回「 JEITA ベンチャー賞 」を受賞しました。電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業として評価を受け受賞にいたりました。

・JEITAベンチャー賞について
 JEITAではIoT(Internet of Things)やビッグデータ、人工知能(AI)等の技術を使用した新たなビジネスの創出に取り組んでいます。その目的は人・モノ・技術・組織などを高度な情報活用技術によって融合させ、新たな付加価値をもったSociety 5.0を実現することです。産業・社会構造が大きく変わる中、ベンチャー・海外を含むあらゆる企業との連携を計っています。

JEITA公式サイト:https://www.jeita.or.jp/japanese/


 
 「JEITAベンチャー賞」はその取組みの一環として、IT・エレクトロニクス業界の発展に繋がるベンチャー企業を支援しています。また、JEITA会員とスタートアップ(優良ベンチャー)企業との共創・連携・エコシステムの支援も目的として実施しています。
 2021年 第6回「JEITAベンチャー賞」は、電子情報技術産業発展への貢献が期待されるベンチャー企業のうち、成長性・先導性、波及性、社会性の観点から電子情報技術産業の総合的な発展、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を審査・選考し表彰するものです。

・受賞の背景
 当社は「農と食の未来を創造する」を経営理念に掲げています。多くの課題(農業従事者の減少・農地面積の狭さ・フードロス・食の不均衡)がある農と食の業界を植物工場を手段に変革したいと考えています。
 その理念の下、パートナー企業との提携により日本最大級の大規模植物工場ネットワークを構築してきました。植物工場という食の供給手段だけを強化するのではなく、生産した野菜を運搬し販売するという流通の側面にも注力し販路を自社で開拓するといった事業展開を進めてきました。また、生産する野菜の廃棄や販売機会の損失を抑えるべく、AI技術を用いて野菜の需要量の予測も進めています。1年を通して安定供給が可能な植物工場の技術と需要量を予測できるAI技術を活用し掛け合わせることで、供給と需要の間にムダのない持続可能な農と食の未来実現を目指しています。
 他にも大規模植物工場の技術をわずか駐車場1.5台分の大きさのコンテナに集約したコンテナ型植物工場:BlockFARMを開発。省スペース性、高い栽培効率性を獲得したことで植物工場技術の波及性を格段に向上させました。BlockFARMはシンガポールやインドネシアにも輸出した実績があり海外での展開も進めています。
 
 完全閉鎖型の植物工場では外部の環境要因に左右されずに衛生的かつ安定生産が可能です。過去に類をみないほど衛生意識が高まる時代のニーズと共に今後更なる普及が期待されます。食の生産手段として無限の可能性を秘める植物工場とAI技術を掛け合わせ、生産から販売までを一気通貫で手掛ける当社の特徴がJEITAベンチャー賞に相応しい企業と判断され、受賞にいたりました。

 この度のJEITAベンチャー賞受賞を糧に、今後とも「農と食の未来の創造」に向けてより一層事業展開を推進して参ります。

お問い合わせ先

本件に関する取材・インタビュー、御問い合わせは下記までお願い申し上げます。

企業名:株式会社ファームシップ

E-mail: info@farmship.co.jp

Website: http://farmship.co.jp

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