プレスリリース

2026.01.14

フードテックビジネスコンテスト本選出場決定 ~AI×植物工場による日本発プレミアム抹茶の世界展開~

 株式会社ファームシップ(本社:東京都中央区、代表取締役:三上祐志郎、以下「当社」)は、農林水産省が主催する「フードテックビジネスコンテスト」において、当社提案「AI×植物工場による『世界にはばたく日本発プレミアム抹茶』」が二次審査を通過し、本選出場プロジェクトに選定されましたのでお知らせいたします。

 フードテックビジネスコンテストは、食分野における社会課題の解決および新産業創出を目的として、革新的な技術やビジネスモデルを発掘・支援する取り組みです。
 本選では、事業性・社会的意義・成長性などの観点から最終審査が行われます。

(参考)フードテックビジネスコンテスト公式サイト
 https://food-tech.maff.go.jp/business-contest/

本提案の概要

 本提案は、人工光型植物工場を活用し、日本産プレミアム抹茶を安定的かつ計画的に生産・加工・供給する“一気通貫型の抹茶生産モデル”を構築する取り組みです。

本提案のイメージ※

 世界的に抹茶需要が急拡大する中、海外市場では日本産以外のアジア製抹茶が流通量を拡大しており、日本産抹茶は高い評価を受けながらも、供給量不足により十分に応えられていないのが現状です。
 この背景には、茶農家の高齢化や気候変動による生産不安定化に加え、抹茶原料となる生葉の不足だけでなく、甜茶・粉砕などの加工ライン自体が国内で不足しているという構造的課題があります。
 本提案では、植物工場による通年・安定生産に加え、抹茶加工までを含めた一体型工場を構築し、品質・供給量・トレーサビリティを同時に確保します。
 当社はこれまで、国内最大級の植物工場の設計・建設・運用実績を有しており、その知見を活かしながら、茶産地に蓄積されてきた匠の技や経験をデータとして継承し、AIにより効率的かつ再現性の高い栽培・生産へと昇華させることで、抹茶生産に最適化した製造業型モデルの確立を目指します。
 また、植物工場での栽培は、栽培期間中の無農薬を前提とし、露地栽培と比べて肥料使用量を約1/10、水・土地利用を約1/100以下に抑えることが可能であり、環境負荷の低い持続可能な農業基盤です。これにより、天候や人手に依存しない安定供給を実現するとともに、農業分野におけるGX(温室効果ガス削減)にも貢献します。

 今後は、フードテックビジネスコンテスト本選に向けて、提案内容の高度化を進めるとともに、小規模実証から段階的なスケールアップを進めます。国内において品質と生産性を確立した上で、海外市場への展開を検討してまいります。
 本コンテストの結果にかかわらず、希少化が進む作物の課題を植物工場技術により解決する取り組みは、当社の中長期的な開発戦略として継続的に推進いたします。
 気候変動下における食料安定供給、スマート農業の推進、ならびに農産物輸出5兆円戦略に資する高付加価値輸出品目の創出を通じて、日本農業の国際競争力強化と産地の持続的発展に貢献することを目指します。

※本図は生成AIを用いて作成したイメージイラストです。

お問い合わせ先

本件に関する取材・インタビュー、御問い合わせは下記までお願い申し上げます。

株式会社ファームシップ
広報担当:松本 貴数
E-mail: info@farmship.co.jp
TEL:03-5829-9601
http://farmship.co.jp

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