ファームシップの創業ストーリー

農に学び、農を創る

株式会社ファームシップは、農と食の新たな未来を創るための農業×ICT×流通ベンチャー企業として、2014年3月に設立しました。現在、東京都千代田区にある本社と静岡県富士市にある研究所を拠点に、植物工場事業・農産物流通事業・農業データサイエンス事業を展開しています。当初は2名だった会社が、創業後1年で総勢15名に急成長、2015年6月から本格的に始動しています。このファームシップのストーリーは、農業を学ぶ二人の若者の、農業への熱い想いから始まります。

創業者 北島と安田の出会い

二人の創業者、北島と安田の出会いは、大学時代にさかのぼります。北島は、父方がイチゴ農家、母方はトマト農家の家系の生まれ。安田は花卉専業農家の長男。二人とも、幼少の頃から農業と農村文化に触れ合いながら育ちますが、農業の将来性に確信がもてないまま青春期を過ごし、お互いに漠然とした不安を抱えながら明治大学農学部へと進学します。ここで二人は運命の出会いを果たし、同じようなバックグラウンドと想いを持つ北島と安田はすぐに意気投合します。「食料生産は人類にとって必要不可欠なはずなのに、どんどん農業人口が減っている。このままではいけない!農業をもっと魅力的で面白い職業・産業にしたい!」使命感にも似た二人の強い想いがファームシップ創業の原点となります。

農業の可能性の模索

大学卒業後、北島は学問の世界から農業に貢献する道を志して大学院に進学、最先端のバイオテクノロジーを学びます。さらに、大学院卒業後は資本主義の根幹を成す金融の世界に身を投じ、多くの人を動かす力を身につけるべく経験を積みながら、経済とビジネスの仕組みを学びました。一方安田は、大学卒業後に渡米、大手農業企業で実践的な農業経営を学ぶ道を選びます。そこで安田は、企業経営化を進めた農業がビジネスとして成立し、多様な人材が集まっている光景を目にします。帰国後、公認会計士資格を取得した安田は、一流のビジネスパーソンが集まる環境へ身を置き、農業界をリードする存在になるべく鍛錬を積みました。

植物工場との出会い

別々のキャリアを進む二人でしたが、新しいアイデアを思いついては集まって議論を戦わせ、二人で取り組むべき事業を模索していました。そんな折、北島は、農業生産の最先端技術である植物工場を運営する企業で働く機会を得て、農業の世界に再び身を置くことになります。北島は工場長として勤務、すぐに手腕を発揮し、生産現場の改革を進め、植物工場における生産販売一体型の事業運営スタイルのヒントを見出すことになります。同じくして、安田も植物工場の事業としての可能性を見抜き、農業の新たな可能性を探るため、植物工場の世界へと足を踏み入れます。二人は、この新しい技術を活用することで、日本の、世界の農業の新しい未来を創ることができると確信したのです。

創業へ

そして2014年3月、北島と安田は、植物工場の技術を核として農と食の未来を創るという大志を掲げ、生産と流通の合理化にICTを活用して取り組む農業サービス企業としてファームシップを創業します。ファームシップの植物工場事業では、生産性をこれまでと比べて飛躍的に向上させるべく、植物工場ビジネスの産業基盤を確立することを目指しています。その後も、農産物流通事業、農業データサイエンス事業を相次いで開始し、すでに10社以上の企業と植物工場に関する事業開発や種々の業務提携を行ってきました。ファームシップという船の航海はまだ始まったばかり。これからも多くの仲間を加え、農と食の未来を創るために日々奮闘を続けていきます。