【採れたて通信 vol.20】静岡の生ワサビ

【採れたて通信 vol.20】静岡の生ワサビ

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久しぶりの採れたて通信は、ワサビについてご紹介します。

 

薬味として口にする機会は多いものの、チューブのものを使用することが多く、生のワサビは口にする機会は少なく、目にすることすら余りないかと思います。

ファームシップグループでは、ワサビがどのように栽培されているのかを知るためにワサビの産出額が全国の76%で1位と、2位の6倍近い産出額を誇る静岡県に見学に行きました。

 

見学させて頂いたワサビ田は山の上にありました。

足を滑らせたら斜面を転がり落ちてしまいそうな道を登って向かいます。

汗をかきながら20分ほど登った先に、山の勾配に沿って作られたワサビ田が広がっていました!

もともとは谷間であったところを切り開いて作られた田で、たっぷりの太陽を浴びながらワサビが栽培されていました。

ワサビは、葉や茎もワサビ漬けやワサビ味噌として加工され、余すところなく利用されます。

水温は15度前後で、手をつけるとひんやり冷たく、暑い日にはひんやりと気持ちのいい温度です。

水は上流からひいてくるのですが、時期によって変わる水量に合わせた水路の変更、台風などで破損した水路や石垣の整備も全てご自身でされているのだそうです。

さらには、収穫したワサビを抱えて細い山道を降りていかなければいけません。(足を滑らせて山の斜面を滑り落ちてしまったこともあるそう…)

実際に行ってお話を聞くと、ワサビ栽培の大変さが良くわかりました。

上の写真が収穫したワサビです。

地域や時期によっても大きさなどは異なりますが、大きいものだと水っぽい味のものが多いなど、大きければよいというものでもないそうです。

 

ワサビを使用するときのポイントは、

  • 茎を切り落とし、茎のついていた方からおろす(下からではなく)
  • 目の細かいおろし金(鮫皮がオススメ!)でおろす
  • 皮はむかない
  • 食べる直前に食べる分だけおろす

 

ことだそうです。

 

使い切らなかった分は、しっかりと水分をふきとり、ラップ等でぴったりとくるんで冷蔵庫で保存します。

すりおろしたものを冷凍保存することも可能ですが、やはり香りが飛んでしまうため、使うときに使う分だけすりおろすのがオススメだそうです。

 

教えて頂いた通りにすりおろしてみると、チューブのものはもう食べられない!と思ってしまうほど、香りが豊かで、何よりもツンとした辛味の中に甘みを感じることに驚きました。

 

たまには、おそばを食べるときに一手間かけてワサビをすりおろしてみるのも粋ではないでしょうか。

もし、スーパーなどで見かけることがあれば、ぜひ一度手にとってみて下さい!